こんにちは!
管理人のしのっちです。
スピ系のお話も織り交ぜならが記事を書く、スピ系アフィリエイターです。
でも今日はスピではなく、アフィリエイトの泥臭い?話について!
アフィリエイターさん同志の集まりで、名刺とかもらうんですけど、
肩書に「アフィリエイター」って付けてる人はあんまりいません。
まあ、一般的には「何やってるの?どんな仕事??」とわかりにくいので、肩書にしないのかもしれませんね。
ブロガーさんのほうが、世間的に認知度が高いかもしれない。
で、このアフィリエイター業ですが、私の体感だと
けっこう批判的な目で見る人がいるなぁ
という印象です。
その代表が「アフィカス」という言葉。
あんまり業務名に「カス」ってつけられることって無いですよねw
今日はこのアフィカスがどんな意味で、なんでこんな風に言われちゃうのか…
その理由について、アフィリエイター歴4年の私がご紹介していきます!
アフィカスってアフィリエイター全員を指す俗語?
アフィカスって、今は
広告を利用して稼ぐ人たち(アフィリエイター)を指す言葉
って認識されることも多いみたい。
もともとは、
ブログに2ちゃんねる(今の5ちゃんねる)などの内容を引用してまとめた「まとめブログ」に広告を載せて稼いでいる人たちを指す言葉
だったようですね。
「2ちゃんねるまとめ」みたいなサイトのことです。
私も実際の内容は見たことが無いですが、掲示板のやり取りに見せかけて、広告のURLを貼り付ける…という手法のことを指します。
例えばこんな感じ。
名無しA「でもさ、ある出会い系サイトだと可愛い女の子がいっぱいいるんだよ。オレもそこを利用して、実際に彼女ができたんだよね!」
名無しB「まじか?すげ~!それどこ?教えて!」
名無しA「あんま広がってほしくないからこの板限定でお願い。〇〇ってとこ。」
「〇〇」ってところに、出会い系サイトの広告リンクを貼っておく…ということです。
2ちゃんねるの独特の話し方が分からず、しょぼいシナリオでごめんなさい😂
こんな感じで、全く別の話題を引用しながら、そこに自然な会話のやり取りで広告に誘導するんですね。
完全にシナリオを作ってるので、「ステマ(ステルスマーケティング)」と言われています。
体験談や批評などをまるで体験したかのように見せかけます。
おそらくこのステマが横行・発覚することで、「アフィカス」という言葉もできたのだと。
で、もとの語源は「まとめサイト」なんですが、なぜかアフィリエイター全体を「アフィカス」と呼ぶ方もいるんですね。
アフィリエイターさんは、一言で言うと、
悩みがあるユーザーさんと、悩み解決の商品を買ってほしいメーカーを繋ぐ役割
です。
どんなにいい商品を作っても、「こんな商品があるよ。」ってユーザーさんに知らせないと、手にとってもらえません。
またユーザーさんも、「自分の悩みを解決する商品が存在する」ってことを知らなければ、悩みを抱えたままです。
この両者を↑、アフィリエイターさんは取り持つんですね。
取り持つためには、
- ユーザーさんの悩みをリサーチする
- 商品のメリットやデメリットを分析する
- 商品に関する、優良な情報を集めてまとめる
- 商品を実際に使ってみる
- そのすべてを言葉にする
これらの能力は必須です。
さらにSEOの知識やのマーケティング能力、分析力が無ければ、アフィリエイターとして活動できません。
そう考えると、かなり能力が高いアフィリエイターさんが多いのですが、それでもカスと言われる…w
その理由についても説明していきます。
アフィカスと呼ばれる理由①アフィリエイターが多すぎる
今は検索アルゴリズムの変動で、アフィリエイトサイトがだいぶ減りました。
ただ、数年前までは、アフィリエイトサイトが検索上位に多数存在していました。
理由は昔は今に比べると、割と稼ぐのが簡単だったから。
しかも悪いことに
同じような稼げる手法を使ったサイトが多く、結果として検索結果に似たようなサイトが並ぶことになりました。
他のサイトの情報を無断転載するまとめサイトも、一時期は検索結果に数多く出てきましたよね。
アフィリエイターさん自体はそれほど数は多くないんですけど、検索上位に出現する率が高かったため、目につくのだと思います。
アフィカスと呼ばれる理由②コピペ・リライト・中身がスカスカ
こちらも検索アルゴリズムの変動でだいぶ減った…かな???
アフィリエイターさんのブログの中には、内容がうっすいものがあるのも確かに否めません💦
特に量産型のサイトが乱立した時期はそうでしたね…。
記事の内容を軽くリライトしただけ、他のサイトの記事をいくつか切り貼りしただけ…
というものも存在してました。
ユーザーさんは、信憑性の高い情報を得たい…という気持ちがありますから、薄い内容の記事は読みたくないわけです。
被リンクの数で記事を上位表示できた時代は、特に内容のひどいものも多かったですね。
それに比べると、低品質なサイトは今ではだいぶ減ったように見えます。
ただ、最近の検索アルゴリズムの残念な点は、
信頼性の高い病院や企業の情報を優先して上位表示
という傾向が強く、個人の体験談・アフィリエイターさんが取材した記事とかが、探してもなかなか出てこない。
確かに信頼性の高い団体の情報は大切です。
でも「リアルな意見」を読みたいときもあるじゃないですか。
企業や病院の情報だけだったら、あまりにも味気ないなって思います。
アフィカスと呼ばれる理由③煽りやネガティブ記事が多い
世の中の人達は、どんな情報に惹かれるかと言うと、
ネガティブな情報
に心惹かれるのです…。
ネットニュースもテレビも週刊誌も、大半はネガティブ情報ですよね?
「俳優の〇〇が暴行容疑で逮捕!」
なんてニュースが流れると、ツイッターで一斉につぶやかれ、リアルタイム検索上位になるわけです。
もちろんおめでたいニュースや、楽しい話題も人気ですが、
ネガティブな情報の破壊力の比じゃない
需要が多いので、アフィリエイターもそこに目をつけて、情報を発信していくんですね。
またトレンドニュースではなくても、
「〇〇は詐欺!」
「〇〇に騙されるな!」
と言ったタイトルを見たことがありませんか?
これは煽りのタイトルですが、「とりあえず記事を読んでもらうために、タイトルに煽りの要素を入れる」んです。
人の興味を惹くので、かなりの確率で記事を読んでもらえます。
「〇〇の感想」よりも「〇〇は詐欺!」って書かれている方が、
「え?なになに?本当に詐欺なの??」
って気になって読みたくなる人間心理が働きます。
この手法を使うアフィリエイターさんは結構多いですね。
でも実際には詐欺でも何でも無くて、「詐欺って言われてるけど、私が使ってみたら良かったです。」みたいな内容。
タイトルの過激さと内容にズレがあるので、ユーザーさんは不快感を感じます。
とはいえ、この煽りの要素が一切無くすと、今度は記事を読んでもらえないんですよね💦
ここがジレンマですが、私も時々使っています。
こんな感じ⇓

芸能人の記事は、「整形」「劣化」とかも検索需要があるんですね…。
アフィカスと呼ばれる理由⑤収入が高い
アフィリエイターさんも、収入がどれくらいかは人それぞれ。
月収10万円以上稼げる人は、アフィリエイター全体の1%くらい…なんても言われています。
それだけ稼ぐことが難しい分野ですが、そのぶん
稼いでる人はえげつないくらい稼いでいる
ということ。
稼いでる人は、「稼げる!」と思った手法や分野で、ば~~~!!!っとサイトを一気に量産するんですよね。
そこにエネルギーと情熱を注げるんです。(私は気まぐれなので、ムリなのです…( TДT))
その結果、月に数百万、人によっては1000万以上稼いでます。
その稼ぎっぷりに、「ステマ」などの悪いイメージが重なって、アフィカスなんて言いたくなるのかもしれません。
大切なのはあなたが何を選ぶのか
ここまでつらつらと、「カス」と呼ばれる理由についてご紹介しましたが、アフィリエイターさんがカスかどうかは個人差があります。
ステマとか情報の寄せ集めについては、Googleの検索アルゴリズムの向上から、徐々に淘汰されているかと。
ただAIが行うことなので、良質な情報を載せているサイトでもぶっ飛んじゃう…という事態にもなっていますが💦
どんな職業でも、「カス」な人もいれば、「素晴らしい」人もいますよね。
会社にも意欲的で人の何倍も働く人もいれば、おしゃべりと愚痴ばっかりであんまり働かない人もいるじゃないですか。
同じ給料だったとしても、行う仕事の質には差が出ちゃうんですよね。
それはどんな職業でもそうです。
アフィリエイト業は自営業なので収入はまちまちですが、行う仕事の質の差は、かなり激しいです。
給料をもらっている人たちも、仕事の対価としてお金をもらってますよね。
アフィリエイターは、ユーザーさんに与える情報の対価として、広告費というお金をもらっています。
なのでアフィリエイターの情報の質が問われるわけです。
そして、世の中でお給料をもらっている人たちが無償で働けるかって言うと、違いますよね。
少なからず、自分が生活するため…つまりお金のために働くって要素が必ずあるんです。
お金の麺に関しては、他の職業とアフィリエイターと、差はありません。
だからアフィリエイター=みんなカスって考え方って、だいぶ乱暴だなぁって思います。
でも実際に、「あまり良質と言えない情報を提供するアフィリエイター」もいます。
もう本当にピンきりだと思ってください。
重要なのは、アフィカスかどうかではなく、
あなたが、どこからどんな情報を得ていくのか
なんですね。
そう、どんなアフィカスサイトが乱立しても、得る情報はあなたが選ぶことができるんです。
ここがすごく重要。
たとえアフィリンクがあっても、そこをクリックするかどうかはアナタ次第。
胡散臭そうな記事の内容を信じるかどうかも、アナタ次第。
煽りタイトルをクリックするかどうかも、すべてアナタ次第なんです。
もちろん私も聖人君子でも何でも無いので、
「〇〇がブチ切れて大炎上!」
なんて見出しがあったら、ついクリックしますw
ヤフーニュースの見出しなんて秀逸だなぁって思います。
あんなに短い文言で、気になってついクリックしたくなるので。
でも、そこから得られるものってそれほど多くないことは知ってるので、習慣的に見るってことはありません。
偶然目にしたらクリックするかもしれませんが。
時間は有限と思うと、どこに時間を割くか、どんな情報を得るかが非常に重要になるんですね。
アフィカスがいようが、低品質なコンテンツがあろうが、重要なのは
自分が何を選ぶのか
もし万が一、ネット上がカスなサイトばかりになったら、スマホやパソコンを見るのは止めて本から情報を得ればいいんです。
そこに視点を戻せば、自然と「アフィカス」なんて、気にならなくなると思いますよ。