こんにちは。
管理人のしのっちです!
あなたは今、生きることに絶望していますか?
生きることが疲れたって感じてませんか?
9年前の私は、まさにそんな状態でした。
ポジティブになりたくても、どうなったらいいのかわからない。
夜も眠れない。疲れた。
明るい未来なんて、これっぽちも浮かんでこない。
そして誰も
誰も助けてくれない。
絶望感と無価値観と果てしない孤独。
毎日起きたとたんに絶望して、少しでも早く1日が過ぎることを願っていました。
でも疲れがピークに達したとき、
一つの選択肢が浮かんだんですね。
すべてを自分の手で終わらせること
これなら今感じている辛さも苦しみも、
全部終わらせることができるんじゃないか。
その当時はそう思いました。
でもね、その当時から進んでみると、
なんでそんな選択肢が浮かんできたのか
なんでそこまで追い込まれたのか
その理由がわかったんです。
もしまさに今、過去の私のようにあなたが苦しんでいるなら、今回の記事をぜひ読んでみてください。
あなたが欲しい本当の答えは…
「死」ではないのかもしれないから。
もう終わらせたいという気持ちの奥にあるのは無価値観
9年前の初夏。
朝起きた瞬間から、私の頭にはあるイメージがエンドレスで流れ始めました。
ベランダから飛び降りる自分のイメージ
不思議なことに、
飛び降りると楽になれる
飛び降りたら痛い
そんな考えは一切浮かばず、とにかくエンドレスでそのイメージが流れるだけ。
まるでそれが今、自分がすべきことのように。
イメージで浮かんじゃうので、止めることができません。
9年前の私は、いろんな問題を抱えていて、精神的に追い詰められてました。
でも誰にも相談できなかった。
そしてわずかに残っていた理性が
「なんかわからないけど、ヤバい状態だよ!」
と最後の警告を送ってきます。(わずかにメタ認知ができてました)
でもね、私は自分の親にSOSのメールを送ろうとしたんですけど…。
すんごく躊躇して、メールを送るのをやめようとしました。
親にSOSを出すなんてできないって思ってたんですよ。
で、
命を捨てる と 親に助けてもらう
この二つを天秤にかけて、真剣に考えこんじゃったんです。
↑普通の精神状態の人だと、迷わず「親に助けてもらう」を選べますよね。
でも
精神的に追い詰められてる
もしくは
自分には価値が無い
って思いこんでると、選べなくなるんです。
「こんな私がヘルプを出しても、誰も助けてくれない。」
「SOSを出したら、文句を言われるかもしれない。」
「今日助けてもらっても、どうせ苦しみが続く。」
こんな考えが次から次へと、浮かんできちゃう。
命を捨てることと、親に助けてもらうこと、
どっちが最善の答えかわからなくて、苦しい。
間違ったほうを選んじゃったらどうしよう。
それならいっそ、全部が終わるほうを選んだほうがいいかもしれない。
過去の私のようにね、
人に助けてって言えない人、甘えられない人
自分で頑張りすぎる人
他人に気を使う人
こんな人たちは、他人に助けを求めることに、恐怖感を感じるんです。
なんで恐怖感を感じてるかというと、
自分は無価値
だから誰も自分を助けてくれない
って思いこんでるから。
だから、
「お願い、助けて」
っていうことが、死ぬほど怖いんです。
なぜこんな無価値観が出てきちゃうんでしょうか。
無価値観によってエネルギーが不足して追い詰められる
死にたいくらい追い詰められる人は、自分でも気づかないうちに、自分を責めています。
頭の中にいるもう一人の自分が、自分の思考・行動を責めます。
「ああ、あの時○○すればよかった!」
「こんなことばっかりして、私ってホントダメな人間…。」
こんな責め思考が溜まると、
「どうせ自分なんて無価値な人間だ。」
って大きな無価値観に成長します。
自分で自分を責め続ける行為ってね、
頭の中で四六時中、戦争が起こってる状態。
内乱ですね。
ずっと内乱が起こり続けると、どうなると思いますか?
どんどん、疲弊していっちゃうんですね。
攻撃すること、
攻撃を受け続けること、
どちらも体力・気力を相当削られます。
それを脳内でやっちゃってる状態が、自己否定なんです。
そして戦いすぎて疲れると、何かをするエネルギーさえ残っていない。
無気力や絶望まで気分が下がってしまいます。
その状態で、そんな自分をさらに責めると……。
生きる気力が出てこなくなるんですね。
体もすごく疲れて、行動するエネルギーが無くなっちゃうんですよ。
この状態になったら
とにかく休むこと
これが一番大切です。
動けなくなった自分がいても、
今は自分のエネルギーが落ちてしまっている
今の自分に必要なことは休むこと
だからもう自分を無価値と思わなくていい
そんな風に、休んでしまう自分を、どうか許してあげてくださいね。
今までずっと自分を叱咤激励して、十分頑張ってきたので、もう責める必要はないんです。
そして無気力になって、
「死にたい」
と思っている人は、その気持ちの奥に、さらに別の願いがあるんです。
本当は自分を責めることをやめたいだけ
先ほど、無価値観を感じる人は、四六時中内乱をしてる状態…と説明しました。
この脳内での争いは、自動的に発生しますので、自分で止めることが難しい。
例えば
体調が悪くて会社を休もうとしても、「休んじゃダメな理由」ばっかり浮かぶ
友達に遊びに誘われなかった時、「私は嫌われてるんだ」と感じる
こんな風に、どんな出来事が起こっても、「自分を責める思考」が必ず出てくる。
すごくつらい状態ですよね。
だからね、死にたい人は、
この自己否定の言葉を止めるために、死にたいって思っているんです。
想像してみてください。
もし、あなたのすぐ横に
あなたの思考と行動を24時間監視
そしてすべてを否定する
そんな人がいたとしたら…。
頭がおかしくなっちゃいそうですよね。
それがあなたの頭の中で繰り広げられてるんです。
そんな苦しい状態、止めたいって思いますよね。
でもこの状態が、どうすれば止まるのかわからない。
だから
「飛び降りたら、この状態が止まって、楽になるんじゃないか。」
って思うんです。
この声を止めたい
これが本当の願いです。
ということはです。
内乱を止めることができたら、あなたの追い詰められた気持ちも、無くなる可能性が高いんです。
まずは自己否定をする仮の自分と距離を取ること
まずはですね、
- 自分を責める声
- 自分が無価値だと思う思考
この二つは、本来の自分にはない思考です。
なぜかというと子供や赤ちゃんのころって、
「自分は何をしてもダメな人間だ。」
って無価値観で苦しむことはありませんよね。
人には本来、自分を否定したり、自分を無価値という思考はありません。
だかもし、自己否定や無価値観があったとしたら…。
それは
過去の経験や環境、親や周囲とのかかわりあいで作られた「仮の自分」から発信される思考
なんです。
この思考が頭を支配してるだけなんですね。
だから自分の本当の考え方や気持ちは、別なことを思っています。
そして追い詰められた人ほど、本来の自分の声が聞こえなくなってるんですね。
例えば、目の前に不機嫌な人がいた場合。
無価値感が大きい人は過去の体験をもとに、目の前の人が不機嫌なのは自分のせいだと思い込みます。
- 不機嫌な人がいる
- その人を見て、無意識に「自分のせいで親が不機嫌になった」という過去の体験を思い出す
- その時に感じた、「自分は親を不機嫌にさせるダメな子供だ。」という無力感を感じる
- 目の前の人が不機嫌なのは、自分のせいだと思いこむ
- 他人を不機嫌にさせるダメなやつだ…という無価値感を感じる
このような現象が生まれます。
自分を責める「仮の自分」は、過去の体験をもとに、
「他人が不機嫌なのは、私のせいだ!」
「私は他人を不機嫌にするダメなやつ!」
という自己否定を始めるんですね。
でもこの考えは、あなたの本当の思考じゃありません。
だから自己否定の思考が出てきたときは、
「全部自分のせいだって思っちゃうんだね。」
「それくらい、辛い気持ちがあるんだよね。」
そのように、自分の気持ちに寄り添います。
これが自己否定の反対にある
自己受容
です。
ほんの少しでも、自分の心の辛さに寄り添ってあげると、それだけで無価値観が軽くなります。
自己受容をすると、内乱が収まるんです。
無価値感が少し軽くなったあとの選択肢
無価値感や憂鬱感が軽くなると、少し気持ちに余裕が出ます。
不足したエネルギーが、ちょっと回復するんですね。
もし回復したら、ぜひ
「自分が少しでも楽になる選択」
をしてみてください。
一番わかり易いのは、人に助けてもらうこと。
人に助けてもらうにも、エネルギーを使います。
無価値観がひどいと、頼んだ時のデメリットばかりが思い浮かんで、頼むことができません。
でも無価値観が少しでも軽くなると、「人に頼む」という選択もできるようになります。
ポイントは、ヘルプを頼む人は選ぶこと。
「助けて」と言った時に、「それは甘えでしょ」って責める人。
「そんなこと言われると迷惑」っていう人。
このような人々も、頑張りすぎてていっぱいいっぱい。
だから助ける余裕がありませんので、避けたほうがいいです。
身内や友人で助けてくれる人がいないとき。
そんな時は、思い切ってお金を使いましょう。
- 家事代行サービス
- ベビーシッター
- カウンセリング
- セラピー
こんな方法ですね。
私のケースで言えば、身内には断られる状況でした。
そのため、最終的にはセラピストさんに相談。
それが非常に良くて、
思い込みや現実を変えることに成功し、非常に楽に生きることができるようになりました!
でも一番初めに相談するときは、本当に本当に勇気がいりました…。
「こんな馬鹿の話を聞いてもらえないかもしれない」
「説教されてかえって落ち込むかもしれない」
「お金がもったいない」
できない理由ばっかり頭に浮かびました。
私が相談したのは、電話占いのセラピスト(鑑定師)さんだったんですけど、
お金も無くて、30分6000円のお金を払うことも躊躇。
でも、
お金より他人の目より仕事より、何より大切なのは、自分自身です
自分を大切にできたから、今ここに私は存在できています。
家族や友人が助けてくれないなら、期待しなくていい。
「いつか誰かが助けてくれること」を待たなくていい。
誰かが助けてくれることを待ってると、
いつまでも助けてもらえない=自分には助けてもらう価値がない
って無価値観が強化されます。
だから少しでも回復で着たら、
自分から、楽になる選択肢を選ぶ
自分の回復を最優先にする
休みたいなら休む、助けてくれる人に助けを頼む…それでいいんです。
あなたはもっと大切にされていい存在なんだから。
※電話占いでセラピストさんに相談してよかったこと。※
- 私が自分を「無価値」と思ってたのは、単なる思い込みだったこと
- 育った環境によって、今の気持ちは左右されること
- でもこれからは自分の気持ちも現実も、自分の力で変えられるようになること
これを教えてもらえたことが大きかったです。
あとは、
「あなたはこういったことが得意よ。」
「こんな素晴らしい能力があるわ。」
と、自分の能力を認めてもらえたこともですね。
無価値観の大きい人にとって、自分の存在価値を他人に認めてもらえることほど大きなことはありません。
認めてもらえたとき、心に大きな変化が訪れます。
自己受容の土壌も出来上がるんですね。
セラピストさんに相談した場合、一般常識で生きる人たちが持たない視点から見てもらえます。
自分と相性がいいセラピストさんに会えたら、相談するだけで、心が一気に軽くなりますよ。
以下の記事で、おすすめのセラピストさんもご紹介しています。


ここまで私が変われたのは、マジでセラピストさんに出会えたことと、勇気を出して行動したことだと思っています。
私が追い詰められても飛び降りなかった理由
9年前は結局、親にSOSを出しました。
なぜSOSを選べたのか。
それは考え込んでいた時、突然鮮明で強烈なイメージが浮かんだから。
それは飛び降りを止めるのに十分なイメージでした。
きっとね…
そのイメージは、「本当の自分からのメッセージ」だったんですよね。
「私が本当にしたいことは、それじゃない!!」
そのメッセージをこぼさずキャッチできたから、私は今ここにいます。
きっとね、ぎりぎりまで追い詰められてる人でも、どこかでそれを打ち消すようなメッセージやイメージが浮かんでるはずです。
今は仮の自分の声と混ざってしまって、気づかないかもしれない。
でも、本当のあなたは、必死にサインを送り続けてるんです。
その証拠に、あなたは今、この記事を読んでくださってる。
これも本当の自分からのメッセージだと、思いませんか?
脳にはRASという情報処理システムがあり、自分に必要のない情報は、自動的に省かれます。
だから必要ない情報は、基本的に入ってきません。
でも入ってきたということは、あなたに必要だからなんです。
今あなたが感じる無価値感、無力感、絶望、自己否定の気持ち、自分を責める声…
それらは全て仮の自分から生まれてくるもの。
だからその声を小さくすることは可能なんです。
それができたから、今も私は生きているんです。
ここで終わりなんかじゃない。
ここから始めることができるんです。

