
・子どもが不登校になって将来のが心配…
・このまま引きこもりになるんじゃない?
・周りに知られたら恥ずかしい
今回はそんなお悩みを持つ方向けの記事です!
こんにちは!
管理人のしのっちです~。
うちには子どもが二人いますが、
絶賛不登校中…というか行ったり行かなかったり
です!
にゃはは…😂
いや、笑い事ではないんですけどね…世間的に見ると。
子どもが不登校になると、心配が次々浮かんできちゃいますよね。
気持ちは痛いほど分かります。
うちの場合は、結局発達障害による、学校の生活の難しさが一番の原因でした。

原因がわかったので、サポートの仕方も把握でき、私はだいぶ楽になりました。
とは言え、発達障害であれ定型発達であれ、子どもが不登校になった時、パパやママはすごく迷いますよね。
そのため、この記事では、親がまず気をつけるべきことと、具体的な対処法をご紹介しますね!
不登校の子どもをもって、心配な気持ちでいっぱいのパパさん・ママさんは、是非今回の記事をお読み下さい。
発達障害の子もそうじゃない子も、基本的には子どもの様子をしっかり観察することが基本です。
まずは子どもがガス欠になってることを知る
まず、小学校高学年以上の子どもの殆どは、
子どもはみんな学校に行く
ということは、十分すぎるほど分かっています。
(低学年の子どもの場合は、分かってないこともあります)
それが分かっているのに行けない…
ということは、つまり完全にガス欠状態になってるんです。
エネルギー切れですね。
この状態になっているということは、それまで子どもは自分なりに精一杯頑張ってきたと思います。
でもガス欠状態なのに、無理に「行きなさい!」と言っても、
登校できてもすぐにまた、エネルギー切れを起こします。

私の子どもも、はじめはガス欠状態でした。
その状態だと、先生が家に訪問してきても、挨拶することさえできませんでした。
エネルギー切れを起こして、学校への拒否反応がMAXになっちゃってたんですね。
子どもも学校にいけていないという恥ずかしさや負い目を、十分に感じているんですよ。
できれば行けるようになりたいのに、行けない。
特に不登校になった直後って、無気力になったり表情が乏しくなります。
「疲れて何もしたくない…」って状態。
この状態では、親の言うことも聞きたくても聞けないです。
だからはじめから、無理に子どもに働きかけようとしないでくださいね。
「学校に行かせなきゃ!」ってあせらないで大丈夫ですから。(うちの上の子も、不登校と投稿を繰り返してて、小学校は正味半分くらいしか出席してません。)
やっちゃいけない対処法は不安を煽ること
「ガス欠の子どもを無理やり登校させない。」
この次に気をつけることですが…。
子どもが不登校になると、どうしても親も不安がMAXになりますよね…。
でもこの不安が厄介!
ついつい子どもに
「学校に行かないと、勉強が遅れちゃうよ?!」
「遅れたら学校に余計行きにくくなるし、勉強ができなかったらちゃんとした職業につけないよ?!」
こんな風に、かなり先の不安まで先取りして、煽る発言してしまいます。
「何とか学校に行ってほしい!」という気持ちが先走っちゃうんですよね。

不安になる気持ちは、めちゃくちゃよく分かります。
でもね、その将来の不安ですが、まだ実際には起こってないことなんですよね。
今、目の前で起こっているのは、
子どもが学校に行くのが辛くて辛くて、休んでいる
という現象です。
勉強が遅れていい職業につけないという現実は、まだ先のことで現在起こっていることではありません。
それなのに将来の不安をぶつけると、
今、目の前で苦しんでいる子どもをどうサポートすればいいのか、分からなくなっちゃうんです。

親が適切なサポートをすれば、不登校が解消されることがあります。
でも逆に、不安をぶつけてしまうと不登校が長引く恐れがあります。
だから親が注意を払うのは、まだ先の未来の心配ではなく、目の前の苦しんでいる子どもにどんなサポートができるのか…なんですね。
不登校の子どもへのプレッシャーは逆効果!
もし、子どもの苦しみを理解できず、親が自分の不安をぶつけてしまうと、子どもの回復はさらに遅れる可能性が!
何故かと言うと、学校にいけないことを苦しんでる子どもは、親からプレッシャーをかけられると、さらに罪悪感を抱いてしまいます。

この罪悪感が曲者!
罪悪感を抱けば抱くほど、行動するためのエネルギーを奪っちゃうんです💦
子ども自身も、学校に行けないことを、自分で責めているんです。
それに加えて親がプレッシャーをかけると、責める気持ちがどんどん大きくなります。
自己否定を繰り返してしまうと
「どうせ自分なんて、価値の無い人間だ…。」
という無気力状態まで、落ちてしまうんですね。
この状態になったら、完全にエネルギー不足で、ちょっと動くことも億劫になります。

私もその状態になったことがありますが、体が疲れて動くのがやっと。
無理に動くので、常にイライラして憂鬱でした。
こんな状態の子が、次の日から楽しく学校に登校できるわけが無いですよね。
疲労困憊の状態になったら、まずは体を休めること。
動けるようになるまで、回復を待つことが大切です。
それでも子どもの将来が不安でたまらない!
確かに子どもが苦しんでいると分かれば、親も余計なプレッシャーをかけなくなりますよね。
でもだからといって、心配や不安がなくなるわけではありません。

この時期の親は確かに辛い!
いつ子どもが学校に行けるかわからないし、かと言って学校とのやり取りがあるし…。
どうしてもしょうがないことですが、人は本能的に
わからないことに、必ず恐怖を抱きます。

そのため、もし不安に呑み込まれそうになったら、
「コレは人間の本能だから、仕方が無いんだ。」
と意識すると、少し和らぎますよ。
また、不安な状態がずっと続くのは辛いと思いますので、どうしたらいいのか、具体的な対処法を次でご紹介します。
子どもが不登校のときに親がする具体的な対処法
まず、子どもが不登校の時は、
「子どもを何とかしないと!」
と思いますよね。
子どもが回復するまで、見守る姿勢でいるんですね。
で、その間が、親は積極的に、

自分の気持を安定させることを、第一優先にします!
これが親のできる具体的な対処法です。
子どもの不登校を解決しようとせず、自分自身の心の安定に務めるんですね。
親が余裕が無くなると、焦って子どもの不登校を解決しようとします。
でも親の精神状態が安定してれば、子どもの回復をじっくり待つこともできるんですね。
だから、「不登校になったけど、どうしよう…」と不安でいっぱいのときは、余裕が無い状態と思ってください。
そんなときは、自分がまずはリラックスします。
リラックス方法は人によって異なりますが、
- マッサージにを堪能する
- カフェの美味しいケーキをじっくりと味わう
- 好きなファッション雑誌を読む
- 感動する映画に浸る
- スポーツの試合を見て、熱狂する。
こんな感じで、とにかく自分が好きなことをします。
とりあえず時間を忘れて没頭できることがいいですね。
ただ、そんな時間に、
「あの子の将来はどうなるのかしら?!」
なんて、子どものことを考えないでくださいね💦
確かに没頭する時間って、一種の逃避かもしれません。
でも「子どもの心配」をしてる時って、「子ども=問題」と思い込んで肩にグッと力が入っています。
緊張状態なんですね。
その状態だと解決する方法なんて思いつきません。
でも一時的にでもリラックスできたら、緊張状態から解き放たれて気分が変わります。
余裕ができたら、また子どもの回復を待つことができます。
だから親は、まずは自分の気持ちを安定させることを第一優先に考えて
とにかく、時間を忘れるような好きなことをしてみてくださいね。
そんな時間を持てたら、子どもにも自然な笑顔で接することができるようになります。
そうなると、子どもも緊張状態から開放されますよ。
余裕ができたら子どもに良い提案をしていく
さて、親が余裕を持って子どもに接することができるようになったら…次は良い提案をしていきます!
精神的に追い詰められた状態だと、どんな優しい言葉でも
「学校に行って欲しい!」「行かないと大変なことになるよ!」
というプレッシャーがこめられます。
子どもは非常に敏感なので、その親の気持ちを察知するんですよね。
でも、親が自分を優先して気持ちにゆとりができると、子どもにプレッシャーをかけない言い方ができるようになります!
で、子供の方も、とりあえず学校を休んで気力が回復してくると、
だんだんと、退屈し始めるんですよ。
子供ってもともとはエネルギーが高い生き物なので、家の中にだけこもってると、暇になるんですね。
さらに面白いことに、退屈って思い始めたら、「何か」を始めるエネルギーが溜まってくるんですよ!
ウズウズと動きたくなる…といいますか。
この時期に、子供に提案をすると、すんなりと動き出します。
例えば、塾やフリースクールを進めたりですね。
子どもは親からの提案の中に自分に合ったものがあれば、自分のタイミングで自然と行動していきます。
だから親は子どもを信頼して、まずは自分がリラックスできることをしてみましょう。
子どもの人生は子どものもの
子どもは親とは別の人間。
一番親しい他人です。
子どもの将来は確かに心配ですが、子供の将来は子どものもの。
そうそうちなみにワタクシも子供のときは、「本当は学校に行けないタイプ」でした。
敏感なので、他人の目が気になりすぎて、非常に疲れたんですね。
でも私の親は、病気出ない限り、1日でも休むことは許しませんでした。
その結果、「休みたくても休めない」「自分ひとりで無理をする」状態が続き、30年以上休むことができませんでした💦
一時期は、「人の手を借りるくらいなら、病気になっても自分がする。」なんて思いつめてそのとおり病気になってましたね…。
だから、「もう学校に行くのは無理だから休みたい…。」という感覚を持てる子どもは、適切なSOSを出せてる、ある意味健全な子なんです。
だからまずはそっと、子どもの回復を待ってあげてくださいね。
・不登校の子どもはガス欠状態
・親が自分の不安を子どもにぶつけると、回復が遅れてしまう
・子どもの回復を待つために、親がする対処法は、自分をリラックスさせること
