
・うちの子が不登校で心配…
・子どもが不登校だけど、どう接していいのか分からない
今日はこんな方向けの記事です!
こんにちは。管理人のしのっちです。
私の子供も不登校児です。
上の子は、小学校1年生で不登校になって、
2年生の終わりから三年生は登校できて、四年生のときは半分不登校。
五年生も半分不登校でした。
現在は小学校六年生ですが、まともに小学校に通ってるのは、2年位??
今は時短登校をしてます。
で、下の子は
「休みたい」「疲れた」と言って、週イチくらい休んで、週三くらい遅刻登校してます。


うちもこんな状態なので、不登校のお子さんがいる親御さんの気持ちが、痛いくらい分かります!
うちの子たちも、不登校・登校しぶりを繰り返してますが、わりかし精神的には安定しています。
ただ、1年近く前は、私も子どもたちも結構追い詰められてましたね。
そのため、今の状態まで回復した過程をご紹介します。

今まさに子どもが不登校で心配でしょうがないパパさん、ママさんにとって、何かヒントになるかもしれません。
数回に分けて書いていきます!
不登校になった子供の将来は心配しなくて大丈夫です
まず私の大前提であるのは、
子どもが不登校でも、将来の心配はしなくていいですよ
ということ。
勉強の遅れや進学のことなど、親なら必ず心配になりますよね。
でも、

不登校になっても、その子のその後の人生は決まりません。
人生っていくつになっても、逆転は可能なんですよね。
私がそのことを身をもって知ったのは、離婚した後。
離婚した当初は、無職なうえ無資格。
不登校の子供を抱えての離婚でした。
普通に考えて人生詰んでますw
でもその状態から、今は日々の暮らしには困らないくらいまで稼げるようになりました。
だから人間必死になれば何とでもなるって考えがベースにあります。
確かに今、自分の子供が不登校だとしても、子どもの将来はもっと先のこと。
もっと先のことが心配になるのは、親が未来への不安を持ってるからなんですね。
子どもが不登校ってそうそう経験しないことなので、将来への不安や恐怖心が出るのは当たり前です。
ただ、その親の不安を子供にぶつけないことが重要です。
不安をぶつけちゃうと

このまま学校にいけないと、将来が大変になるのよ!
こんな言葉をかけちゃうんですよね。
でもこのセリフは、ただ単に親の不安をそのまま子供にぶつけてるだけなので、子どもはさらに不安になるだけで、学校に行けるようにはなりません。
例えばの話ですが…。
もし不登校の子供が、プログラミングのスキルを身に着け、今までにないようなゲームソフトを販売したとします。
そのソフトが口コミで大人気になり、高校生にして莫大な財産を手に入れたとしたら…。
もはや「不登校」なんてハンディキャップでもなんでもなくなりますよね。
親もホクホク顔で、「自慢の息子です!」なんてインタビューに答えちゃうかもしれない。
不登校になった後に、
成功するのか
失敗するのか
どちらも可能性の話なんです。
ですから子供が不登校なことと、将来を結びつけても意味がない
ってことなんですね。

そんな理由から、私は子供が不登校でも、
不登校自体が問題じゃない
って思ってます!
ただ実際には、子どもたちがなるべく学校に行けるように働きかけています。
それはなぜか…。
子どもがずっと不登校であることを覚悟しましたが…
上の子は小学校一年生の時から、何度も不登校を繰り返してます。
小学校五年生で再び「行けない!」ってなった時、
私は覚悟しました。

これだけ不登校を繰り返すのは、この子は学校がよっぽど合っていないのかも。
それなら今後、この子の生きがいを見つけることが、学校に行くよりも大切なんだ!
そんな風に思ったんです。
学校に今後行けないとしても、覚悟しようって思い、学校の先生にも

学校に無理に行かせないようにします。
それよりこの子が「やりたい!」と意欲がわくものを探します。
と宣言。
今まで学校の送り迎えを毎日して、時短登校にしてもらい、みんなとは別の部屋で個別指導もお願いしてました。
でもそこまでしても無理なら、学校自体が合わないのかもしれない。
ということで、家で子供をみながら、仕事をすることにしました。
そしたらですね、上の子が全く学校に行かなくなった約2ヶ月後…。
今まで順調に学校通ってた下の子が、
突然「学校に行きたくない。」って言い始めたんです。
がび~~~ん!!!(´;ω;`)
一時期パニックになりましたよ…。
さすがに不登校児が二人って、ちょっと待って!
自分の接し方が悪いの?!
と、過去の反省までしてました。
結局下の子も発達障害だったので、その影響で登校しぶりが始まったんです。

二人同時に不登校になった当時は気づきませんでしたが、
いつの間にか私の余裕が無くなってた
こんな状態だったんです。
子どもが不登校になった時、親が気を付けることは?
先に不登校になった上の子の定期報告を学校の先生に伝え、
本人は家で面倒を見ながら、プログラミング教室に通わせたりする。
下の子はその日の状態で休んだり、学校の行ったり、まちまち。
そのたびに学校の先生に連絡して、相談。
この状態が3か月ほど続き、私は疲れがピークになってました。
うちはシングル家庭なので、家事・育児・仕事を毎日こなさないといけない。
そこに学校とのやり取りが入るので、疲労が重なって仕事も思うように進まなくなりました。
とりあえず毎日働かなくても、自動的にお金が入ってくる仕組みを作っていたので、お金の面はしばらくは大丈夫です。
でもこの状態がずっと続いたら流石に無理…仕事をしなくちゃいけないのにできない…。
そんな焦りも出てきたんですね。
で、その時、私に必要だったのは
- 親も一人の時間を取ること
- 親が一人で我慢したり頑張るのではなく、子どもも協力すること
この2点だったんですよね。
子どもの不登校を受け入れた親御さんは、
子どもを無理させないようにしようと思うあまり、
自分が我慢したり頑張りすぎてることがあります。
一つ言えることは
子どもの人生も大切だけど、親の人生も大切ってこと
親も子ども軸ではなく自分軸で生きること
子どもを思い、第一優先にすることは、確かに素晴らしいことです。
でもそのために、親の生活や人生がすべて犠牲になることは、実は子供のためにもなりません。
子どもを第一優先にすることは、自分の人生を
子ども軸(他人軸)
で生きるってことです 。
親でも自分軸で人生を歩み、自分軸で生きる姿を子供に見せる。
そうすることで、子どもも「自分軸で生きる」という生き方が学べます。
そのために、自分一人の時間を持つことが、とても大切なんですね。

子供を育てることが第一優先だった私は、自分一人の時間を「ムダな時間」って考えちゃってました💦
子どもが成人したら、自分の人生は終わってもいい…そんな風に思いつめてたこともあります。
その結果、「私自身」を無視しちゃってたんです。
だから子どものために行動すればするほど、気持ちに余裕が無くなっていったんです。
でも気持ちに余裕が無くなると、結局子どもに適切なサポートができないんですよね。
しかも私が他人軸の生き方ばかりを子供に見せたら、子どもたちも「他人軸の人生しか生きられなくなる」。
自分の幸せを第一優先にしようとそう思った時、
- 子供と毎日ずっと一緒にいること
- 子供がずっと家にいる状態で仕事をすること
これらは自分には無理なことだと、はっきりわかりました。
そして自分に問いかけたとき、

自分一人で頑張るのは難しい。
子どもたちにも少し頑張ってほしい。
一人の時間が欲しい。
そんな気持ちが出てきました。
これが私の本音でした。
私は「子供のために……」と、ずっと自分の声を無視していたのです。
むしろ、
「もっと頑張れ、何やってんた!もっと頑張る方法があるはずだ!」
自分をそう責めてしまっていた。
今まで頑張りすぎていた自分を、「もう頑張らなくていいよ。休んでいいんだよ。」って初めて許せた瞬間でした。
不思議なことに、休むべきは子供ではなく、自分だったんですねぇ…。
自分一人の時間を大切にする
自分軸の人生を生きる
これらは自己受容です。
私は自己否定の人生が長かったので、自分軸で生きる方法が、なかなか思いつかなかったんですね。
子どもが不登校になった時、将来を不安に思ったり、頑張りすぎる親御さんも多いんです。
でもふと立ち止まって、
「今の自分は頑張りすぎてないか。」「ちゃんと休めているのか。」
それを振り返ることがとても重要です。
私も振り返ることで気づけたので、子どもたちにも協力をお願いすることにしました。
次回に続きます!


