【不登校②】親が頑張りすぎると子どもも真似をする | いまニホ

【不登校②】親が頑張りすぎると子どもも真似をする

悩み・スピリチュアル

こんにちは!管理人のしのっちです。

前回、私の子どもの不登校について書きました。

【不登校】解決するきっかけは親が頑張りすぎないことだった
・うちの子が不登校で心配… ・子どもが不登校だけど、どう接していいのか分からな...

二人の子どもの不登校を通して、

  • 私が一人で仕事をする時間が必要
  • 私が休む時間が必要

↑これらのことに気づきました。

子供が不登校になると、どうしてもそちらに意識がいって、自分の事は後回しになります。

でも親ももっと、自分を大切にしてもいいんですよね。

必死になると、そのことが見えなくなって、「子どものために…!」って視野が狭くなります。

つまりもっと

楽に生きよう

ってこと。

私はスピリチュアル畑出身なので、この言葉は痛いくらい分かります。

そもそもスピにハマる人って、今まで我慢に我慢を重ねた自己犠牲の人生を歩んだ人が多いから。

子どものことで不安を抱えずに、自分にもっと優しく、楽に生きていいよってことなんですよね。

でも我慢し続けた人生を歩んでいると、

自然と苦しい道を選ぶ癖

が身についている。

日本人は特に忍耐強い人種ですから、なおさら。

でも親が我慢して苦しい道を選んでいると、

子供もも真似をします。

または、

我慢や忍耐を親に押し付けて怠惰になる

こともあります。

どちらにしても、あまり良い人生とは言えません💦

私も子どもの不登校を通して、

「あ、自分でまた苦しい道を歩んでいるなぁ…」

って気づいたので、記事でご紹介しますね。

  • 頑張ってるのに報われない
  • 自分が頑張るほど子供が引きこもってしまう

そんなママさん、パパさんは、ぜひ今回の記事を御覧ください。

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ざわざ苦しい道を選ぶ理由①両親がそうだったから

もうタイトルどおりで、私の両親もまさに「苦しむ癖」がある人たちでした(;´д`)

特に父は、苦労する癖が子供の時から染み付いてるので、その人生をずっと歩んじゃったんですよ。

癖っていわゆる思い込みのことですが、思い込みが強いと、

どんなに苦しくても、今までの生き方を貫き通す。

がんこで人の話しを聞きゃしません💦

例えばうちの両親は飲食店を経営してました。

ライバル店が増えたので、経営が難しくなったとき、普通はメニューや接客の改善をしますよね。

宣伝方法を変えたり、集客の手段は色々あるんです。

それなのにうちの両親は、何件も不動産に手を出しました💦

昔は今より金利が馬鹿高かったので(10%とか💦)、例えば3000万円の物件を購入すると、数十年の返済で総額6000万円とか払わないといけないんです。

飲食店の経営を回復させる必要があるのに、不要な不動産を購入してさらに苦しくなった。

その結果、両親は

  1. 両親が自営業(飲食店)を休むのは1年で3~5日ほど
  2. アルバイトにを雇うお金が無い
  3. 借金の返済が苦しくて貧乏暮らし

こんな人生でした。

まさに貧乏暇なし。

体は疲れてるので、「疲れた、疲れた」って言って疲れた顔で営業。

そんなネガティブなお店、お客さんが減るに決まってます…💦

でもそこまでして営業してたのは、お金のため。

でもそのお金は、借金の返済。

借金がなければ、もっと楽に暮らせてたのに、

「楽に暮らしたいから」と家を何件も買ってしまった両親。(不労所得がほしかった見たいです)

もはやどこから突っ込んでいいのかわからないくらい、「我慢ばかりの苦しい道」を歩んでいました。

そんな貧乏暮らしなのに、子供3人は中学校から私立通いに。

私立はどこも家から遠かったので、私達兄弟はみんな1日何時間もかけて通学してました。

社畜のようですね…(T_T)

だから子どもたちもギリギリ。

両親も子どもたちも、誰か一人でも倒れたらおしまい

そんなギリギリの家庭でした。

貧乏暮らしということは、衣食住に使うお金が無いってことです。

衣食住や休み…これはマズローの欲求の5段階でいうと、一番下の

「生理的欲求」「安全の欲求」に当たります。

※マズローの欲求の5段階

①生理的欲求(衣食住)

②安全の欲求(収入や生活の安定)

③所属と愛の欲求(社会に所属したい)

④承認欲求(認められたい)

⑤自己実現の欲求(自分らしく生きる)

①から満たされていくと、②や③といった次の欲求が出てきます。

①や②が満たされないと、余裕の無い人生になります。

それぞれを満たしていくと、やがて「自己実現(自分らしく生きる)」の道へと入れます。

特に①が満たされないと、人は強い強い欠乏感を抱きます。

強い欠乏感があると、

もっと頑張らなきゃ…!!

と強い焦りが出るんですよね…💦

違う、違う、逆です。

貧しくても日々の暮らしの安全を満たされ、体が休みたい時にしっかり休み、心地よくて「幸せ」と思える時間をもつ。

それができてこそ、他人に認められたり、お金を稼いだりできるんです。

両親は欠乏感が強すぎて、まさに真逆の人生を歩んでしまったんです。

そして皮肉なことに、子供も親と似たような人生を送ることが多いんです。

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わざわざ苦しい道を選ぶ理由②子どもは両親を真似る

誰だって苦しい人生なんて、送りたくないですよね…。

でも子どもは、無意識に一番近い親をモデリングします。

見事に両親の生き方をトレースしちゃうんですね。

もちろん、「親のようにはならない!」と、反面教師で逆の道を選ぶ人もいますが、ごくごく少数。

大抵は親からの刷り込みが強いので、同じように苦しい道を選びます。

私もまさにそんな感じでした。

体が疲れてるのに限って

「休むなんてとんでもない!」

「なんでもっと仕事ができないの?!」

って自分を批判する声が必ず出てきます。

美味しいものを食べたいな…と思うと、

「お金がかかるからダメ!」

「健康に悪いからダメ!」

疲れて家事ができないときも

「部屋の隅にゴミが溜まってる!」

「雑巾がけまでしないときれいにならないのよ!」

そんな厳しい声が頭の中をこだましました。

ああ言えばこう言うじゃないですけど、見事に心の声に反するような言葉が、ポンポン出てきちゃうんですよ…。

苦しいけど、楽な道が選べない。

まさに両親と同じ生き方でした。

でもね、本当に大切なのは

自分が楽に過ごせるほうを選択

できること。

「休みたいなら、15分くらいお昼寝しよう」

「食事を作りたくないならお惣菜でもOK」

「掃除はワイパーでもキレイになるよ」

辛いときまで、我慢する道を選ばなくていいんです。

辛いってことはエネルギーが切れ気味だから、楽な選択をするほうが正解なんですね。

楽に過ごせる方を選ぶと、日々の幸せ度が上がって、エネルギーが回復するんです。

わざわざ苦しい道を選ぶ理由③子どもへの責任感

私も「自分が楽になる選択をしよう」と思ってから、我慢する道から外れるようになりました。

でも子どもに対してはどうしても難しい。

親の人はわかると思いますが、どうしても

子どものために

子どもは教育が必要

そんな強い責任感が出てきます。

その結果自分はやっぱり後回しに。

親だと自然と、「子どものための苦労」をしちゃう。

愛が深いので、仕方が無いんですけどね💦

私は子供の頃に、散々親に怒られてきたので、

子どもは怒らないように

子どもにキツイことを言わないように

ってそれを第一優先にしてました。

そう、感情を押し殺しちゃったんですね~💦

感情を押し込めるので、案の定、苦しくなりました。

子どもが不登校になったときも、

不登校の子どもを受け入れるんだ!

ってそっちを優先したので、

いつの間にか、一人になりたい自分を後回しにしてました。

良い母親になろうとしましたが、私にはちょっと無理だったみたい。

不登校の子どもを見ながら、仕事もこなし、美味しいご飯を作り、お部屋をキレイに保つ…。

無理無理w💦💦

母親業が向いているママさん、尊敬します。

子供とべったりで苦しいママさんは、時に夫や実家の親を頼ったり、家事代行やベビーシッターさんを頼むなど、自分を大切にする時間を持ってくださいね。

「子どもは母親がずっとみなくちゃ!」

その意識がもし強かったら、苦しい道を歩んでいる証拠です。

どこかで無理が出るので、他の人を頼ってみましょう。

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わざわざ苦しい道を選んでるとエネルギー切れに

私のように、無意識に苦しい道を選ぶ方は、エネルギー切れになりやすいです。

私の父親は何度もターニングポイントがありましたが、頑固で生き方を変えられませんでした。

その結果、最後はガンで60代という若さで亡くなりました。

無くなる1ヶ月前まで、借金返済のために働いていました…(´;ω;`)

ガス欠の車を無理やり動かそうとしても、壊れちゃうんです…。

苦労することが普通の人は、自分がガス欠になってることに気づきません。

長年の苦労で、感覚が麻痺しちゃってるんです。

逆に、ガス欠の車に「何やってんだよ!動けよ!」って怒鳴り続けちゃう。(私がそうでした)

でも現実は、無理に動かそうとすると、もっと辛いことが起こります。

私の子どもの不登校のときも、

上の子が不登校になったのでその面倒を見ていたら、

なんと下の子まで「学校に生きたくない」と言い出すことに。

苦しいことが重なると、一人で解決できなくなります。

解決できないときは、

  1. 無理って投げ出す
  2. 人に助けてもらう
  3. 諦めて休む

実はいろんな選択肢を選べるんです。

うちの場合は、下の子も発達障害のため、学校に馴染めなかったんです。

先生や病院で相談することで、そのことに気づけました。

一人で子どもの不登校をなんとかしようとしても、できなかったことなんです。

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自分のために子供にも頑張ってもらうことに

さてさて、苦しい道を選んでることに気づいたワタクシ。

気づいたので、子どもにも協力をお願いすることに。

「あのね、お母さんとっても無理をしてるみたい。

君たちが大切で、大好きで、できるだけ頑張りたいんだけど、

一人で仕事と家事、育児をするのは難しいんだ。

仕事は集中しないとできないことがあるし、一人でホッとする時間も必要なの。

このままお母さんが無理し続けると、パンクして二人の面倒を見られなくなるかもしれない。

そうなると、おばあちゃんに面倒を見てもらったり、一人お父さんのところに行ってもらう可能性も出てくるの。

でもね、お母さんは、できれば3人で過ごしたいんだ。

だからもし少しでも頑張れるなら、少しずつ協力してほしいの。」

と、伝えました。

そしたらね、二人とも「確かにそうなったら嫌だね…。分かった。」って。

この話をしたら、4ヶ月学校に行ってなかった上の子は、週に一回給食の時間に行くことからはじめました。

下の子は学童は無理していかず、学校が辛いときは保健室に行ったり、早退してもOKということに。(結局これでは解決できなかったのですが、発達障害であることが分かりました)

もちろん、二人がなるべく無理せず通えるように、学校側と話し合いました。

不登校の子を受け入れて、行けるようになるまで待つ

不登校の子を無理に学校に行かせる

どちらでもない、真ん中?、なるべく家族で協力できる道を選ぶことにしました。

でもしつこく「苦しい道を選ぶ癖」はまとわりつきます!

ということで次回に続きます!

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