こんにちは!
管理人のしのっちです~★
私は数年前に離婚して、シンママ(シングルマザー)です!
離婚したいって思うママさんは結構いると思うんですけど、
離婚したあとのデメリット
経済的な不安
これらのことから、なかなか離婚に踏み切れないって方もいると思います。
OKです。
離婚後数年たった管理人の実体験を元に、デメリットをご紹介しますね。
なにせ管理人が離婚した当初は無職
というなかなか愉快な状態でしたw
しょっぱいエピソードはたくさんあります(;^ω^)
当時、小学校低学年だった子どもが、完全不登校だったので、外に働きに出られなかったのです。
で、そんな状況で感じたデメリットですね。
経済的な不安が一番心の余裕をなくすので、そのあたりをより詳しくご紹介しますね。
不安要素はなるべく少ないほうが安心できますよ。
子連れ離婚したあとに感じたデメリット
とりあえず、経済的なことはちょっと横に置いて、それ以外のデメリットをご紹介しますね。
子連れ離婚のデメリット①物件が借りにくい
まず、私のように母親だけだと、「物件を借りにくい」という壁にぶち当たります!
これは困りますね~。
ただ、
お仕事をしてる人
しっかりした保証人がいる人
だと、比較的借りやすいです。
最近は物件を借りるときに、保証会社にお金を払って保証人代わりになってもらう方法が主流です。
ただ、片親の場合、大家さんが嫌がったりして、そもそも借りることができないことが多い。
私もこのパターンでした。
しかも当時私は無職だったので、印象最悪(;^ω^)
私のような人の場合は、離婚の前に旦那名義で部屋を借りれたら、その方法がいいかもですね。
片親は世間的な印象があまりよくないので、物件探しで難航することがあります。
実家に戻れる人なら、戻る方法もいいかもしれませんね。
子連れ離婚のデメリット②基本ワンオペ育児+仕事
片親になったら、育児も仕事も、すべて自分一人で行わないといけません。
子供が小さいうちはかなり大変になるかも。
実家に頼れる人はいいですが、頼れない人は全部自分で何とかしないといけません。
うちは実家近くに引っ越したのですが、親が働いているので、頼れるのは週末ちょっと。
平日は基本一人で行います。
特に仕事はフルタイム、子供を保育園に送迎、家事と育児をして…という毎日を繰り返す場合は、かなりきついことを覚悟しないといけないです。
私も離婚前は基本的にワンオペ育児+仕事でした。
めっちゃきつくて、トラウマレベルです💦
ただ、離婚後もその状況は変わらなかったので、逆に良かったのかも(^_^;)
子供が小学校~中学校の場合は、子供が自分でできることが増えるので、負担も少し減ります。
子連れ離婚のデメリット③子どもの行事も基本一人
保育園や小学校の行事。
運動会や発表会があると思いますが、片親の場合は別れた相手が出席することはあんまりありませんよね。
うちも別に元旦那が来てもいいのですが、子供の行事に一切興味がないので、来たことはありません。
他の家族は両親がいるのに、自分の家庭は母親(もしくは父親)だけ。
毎年そうだと、何となく周りも気づきます。
私の周りは幸いにもいい人ばかりなので、片親だからママ友に悪い噂を流されるとか、子供がハブにされるってことはありませんでした。
(先生も親も、マジでいい人ばかりです)

ただ、環境によっては、いじめが起きたりママ同士の悪口に発展することもあるみたいですね。
自分や子供がこれから過ごす環境によって、かなり変わってきます。
子連れ離婚のデメリット④子どもと接する時間は減る
これも当然のことながら、片親のほうが子供と接する時間は減ります。
一人で育てる場合、お金が足りないならその分残業しないといけない。
仕事をフルタイムでしてるなら、親が帰るまで子供は鍵っこになる。
自宅から相当近い職場じゃない限り、17時まで働けば、帰るのは18時とかざらですよね。
家に帰っても、家事をしないといけないし、子供とゆっくり話す時間も持ちにくいです。
子連れ離婚のデメリット⑤子供たちが辛い気持ちになる…?
これは我が家にはないので、世間的に言われるデメリットです。
片親になると、子供が辛い思いをするとか、かわいそうって言われてますよね。
大好きな親と離れて、さみしい気持ちになったり…
片親でいじめられて、辛い思いをしたり…
そんなパターンもあると思います。
ただ、うちの場合、私と子供がちょっと特殊な性質?のせいか、このデメリットは感じたことはありません。
詳しくはこちらの記事で↓

5つのデメリットを紹介しましたが、一番心配なのはやっぱり
経済的なこと
だと思います。
子連れで離婚後の経済的な不安が一番大きなデメリット
経済的なことは、やっぱり離婚後一番大きく影響します。
特に母親が子供を引き取った場合、母親の経済力だけで子供を育てていかないといけないので、不安も半端ない。
実際の経済的なデメリットよりも、この
不安感自体がデメリット
と言えるくらい、足を引っ張ります。
ポイントとしては、
- 養育費をもらえるか
- 自治体の補助制度を利用できるか
この二つもかなり影響します。
養育費をちゃんともらえるのか
これはもうぶっちゃけ、別れた相手の性質によります。
責任感のあるタイプなら、律儀に払ってもらえますが、
現状養育費の支払いをちゃんと行っているのは、全体の20%程度なんだとか…。
ひどい有様ですよね。
子供を引き取るほうは、一人で育てないといけないリスクを負うのに、離れたほうはそれをサポートする気もない。
正直これは頭にキますが、離れるとどうしても情が薄くなってくるんですね。
離婚前に弁護士さんと話をしたとき、
「面会はなるべくしたほうがいいです。あなたご自身のために。」
と言われました。
面会することで、父親の子供に対する情が継続できるので、結果的に養育費をもらえる確率がアップする
ってことです。
養育費は子どもが健全に育つためにも、必要な大切なお金です。
「養育費なんてもらわなくていい!」
って思う方もいるかもしれませんが、子どもがもらう権利があるものです。
もらえるものはしっかりもらっておきましょう。
扶養手当などの補助制度
お住まいの自治体によって、ひとり親家庭に対しての補助制度があります。
ひとり親医療費助成
児童育成手当金
児童扶養手当などなど
扶養手当は国で行ってる補助制度ですが、それ以外は各自治体によって変わっていきます。
自治体によっては、住宅手当などもあるので、できれば離婚前に役所で確認してみてくださいね。
役所から「こういった制度がありますよ。」って紹介してくれることはありませんので、ご注意ください。
手当や養育費があっても不安と寂しさは拭えない
で、リアルな話はここから…。
私は幸いにも、養育費もあるし、もらえる手当の基準に該当していました。
シンママの条件としては、かなり恵まれてますよね。
ただ問題は、私が離婚した当初は、先述したように無職でした。
自治体からも偉る手当は、子供二人で月に約9万円くらい。
コレは本当にありがたかった…。
そこに養育費を合わせて、生活費ギリギリ。
ぎりぎりだと困るのが、年金と健康保険が払えないこと。
年金は年間で20万円弱。
健康保険はちょっと正確な金額とか忘れちゃったんですけど、確か年間8万円くらいでした。
合わせて30万円近くですね。
所得税と住民税は非課税ですが、年金と健康保険は必ずかかります。(減免措置とか、一定期間払わなくて済む制度とかありますけどね)
だから必ず働き出す必要がありますが、子どもが少しずつ新しい小学校に通う訓練をするため、約半年は外に働きに出られません。
さらに下の子の保育園も、求職中で入園した場合、保育園に入園してから3ヶ月以内に職につかないといけません。
なので順番としては、
- 家探しをして引っ越し
- 上の子が短時間でも学校に通えるようにする
- 下の子の保育園の申請と入園
- 入園できたら求職活動
こんな感じに。
4番までいくのに、半年くらいは見ていました。
半年、私が無職プランでいけそうだったのは、半年暮らせるくらいの貯金はあったからです。
ただ、それでも不安は半端なかったですよ💦
まず上の子が不登校から回復できるか、不透明。
もし少しずつ行けるようになっても、安定して通えるかも不透明。
保育園に申請しても、入園できるかどうか分からない。
もし入園しても、仕事につけるかどうか分からない。
なにか一つでも長引いたら、お金はどんどん減っていきます。
わからないことだらけで、私の頭の中は不安思考でいっぱいになりました💦
離婚をするとね、この不安思考に支配される時間がぐっと増えます…💦
自己肯定感が育った現在は、私はこの不安思考がほとんどありません。
でもまだ離婚当初は、自己肯定感が低めで、未来の不安ばかりで頭はいっぱいでした。
寝てても追いかけられるような夢ばっかり見るし。
あとはね、とにかく
孤独感
これもキツかった…💦
実家の親とも、生計・生活がともにできない状況。
「誰にも助けてもらえない。自分が崩れたらそれで終わりだ…。」
その暗澹たる気持ちたるや…表現できません💦
どんな夫であっても、「いる」ってだけで、とりあえずある程度の安心感はあったんですね。
誰もいない
それはなんとも言えない孤独感です。
「誰か助けて…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
そんな気持ちに押しつぶされそうになって、白馬の王子様が現れるという幻想で自分を慰めていました。
で、この不安感や孤独感が大きすぎると、人間は変な行動をしてしまいます。
私も離婚後、何人か知り合った人たち…幸いにも詐欺師でも無かったし、根はいい人たちでした。
ただ、自分が不安感や孤独感が強いせいで、「嫌だ!」と思っても相手の言うとおりにしちゃったり、断ったりできなくなりました。
結局最終的には縁を切っちゃった人が多いんですけど💦、不安感が大きすぎるのも考えものなんです。
※ただですね、この不安と孤独感と、上手に付き合っていくことはできるようになります。
離婚当初は「離婚」というあまりにもイレギュラーな出来事を体験したため、一種のパニック状態にもなっています。
今までとは違う生き方になるので、だれでも不安を抱くものなんです。
この時期に寄ってくる人たちは、本当に心配してくれる人もいます。
ただ、自分の不安感や孤独感に波長があって、寄ってきてる人もいます。
そういう人との付き合いは苦しくなりますので、特に離婚直後は要注意です。
だから、もし離婚したいとしても、この離婚後に襲ってくる不安や孤独感に飲み込まれないよう、事前に準備をしておいたほうがいいです。
不安感と孤独感が大きいと、自然と幸せから離れちゃうので。
離婚をする場合の経済面での事前準備とは?
離婚して子どもを養う場合、経済的な不安があると、子どもに優しく接する余裕が無くなります。
本当は「貧乏でもいいや。幸せ~!」って思える人なら、全然OK。
でも殆どの場合、「お金が無い!どうしよう💦」と余裕が無くなることのほうが多い。
その場合は事前準備をしておくことで、不安が最小限になります。
離婚の事前準備①とりあえず安定した仕事をしている
これはやっぱり大きいですね。
私のように無職の状態で離婚しちゃダメですw
仕事についてて、離婚後も働けること。
決められた日に安定した給料が入ってくるだけで、人は安心感を覚えます。
たとえ給料日前にお金がピンチになっても
「あと2日経てばお給料が入ってくるし!」
と思えば、頑張ることもできます。
私のように無職だと、給料が入ることはありませんので、不安感が大きくなります。
離婚の事前準備②実家に頼れる
実家に頼れる人も、精神的な余裕を持てますよね。
特に自分の親が働いてたり、食事を出してくれるだけでも、安心感を覚えます。
一緒に住むとなると、トラブルが起きる場合もありますが、頼れる先があるだけで孤独感も不安も軽減されます。
離婚の事前準備③無収入でも1年暮らせるくらいの貯金がある
私の場合は、1年間とは言わないまでも、半年は暮らせるくらいの貯金があったので、無職でも離婚ができました。
これが「全く貯金なし」だとしたら、最悪だったと思います…💦
それこそ生活保護に頼らざる得ないような事態になったでしょう。
もし定職につけていなくても、しばらくの生活に困らないくらいの貯金があれば、働き出すまで猶予があるので精神的にも楽になります。
ご紹介した事前準備は、できるだけ複数あるとより安心感が高まります。
逆に一つもできてないと、離婚直後から不安で押しつぶされそうになりますので、おすすめできません。
離婚後の人間関係にもデメリットはあります
さて、管理人の場合、ある程度の貯金だけはありました。
そんなに多い額ではなかったですけどね。
だから常に不安で「節約しなきゃ、節約しなきゃ」と焦ってました。
で、その貯金なのですが…。
離婚して3ヶ月後くらいに、実家の親がある理由から、資金が入り用になったんですね。
そこである程度の貯金を持ってた私に、親は
「ちゃんと返す充てがあるから、少しの間だけ貸してくれない?」
と言ってきました。
確かに、親には担保があったので、信頼して貯金の殆どを貸してしまいました…。
が、数年後その担保がほぼ価値が無いことが判明して、貸したお金の3分の一しか戻ってきませんでした。
親には返す能力が無いので、もう諦めてます(^_^;)
シンママの方にお伝えしたいんですが、
お世話になった人が助けてって言ってきたとき
どうしても助けたくなると思います。
シンママの場合、周りから助けてもらうことも多いですしね。
でもね、自分と子どもの生活に影響が出そうなお願いなら、たとえ身内に頼まれても
NOって言っていいです。
子供と自分の生活を第一優先することに、躊躇しないでくださいね。
経済的な不安から、夜うなされてるくせに、親になけなしのお金を貸してしまった自分。
私は親以外にも、「あなたのためにアドバイスするね。」と言ってくれる人がたくさん寄ってきました。
でもその人達とも結局すべて、縁を切りました。
これらの経験は非常に良い教訓となりましたが、シンママの場合、相談できる夫がいません。
そのため、自分の判断で決めていかないといけない。
だから、ちょっとでも「変だな?」と感じたら、過剰なくらい身を守るくらいでちょうどいい。
甘い言葉にもご注意を…です。
今回は、経済的な事も含め、離婚後のデメリットをご紹介しました!
次回は、「離婚直後のシンママのリアルな心境」についてご紹介しますね!
※私が不安に苛まれていたとき、電話占いの鑑定師さんにだいぶ助けてもらいました。
深刻な話を相談できる人がいなかったので、すごく気持ちが楽になりました。
問題の整理にもなるので、おすすめです。
