こんにちは!
管理人のしのっちです~。
今日のテーマは「離婚」ですが、管理人も数年前に離婚しました。
で、ご多分に漏れず、離婚する直前まで、
離婚するほうがいいのか、離婚しないほうがいいのか
すごく迷いました。
実際に周りに相談したときも、
- 離婚したほうがいいと思う
- 離婚しないほうがいいと思う
両方の意見がありました。
それはまあ、当たり前のことだと思いますが、中には
圧倒的に離婚スべきでしょ!!
という事例もあります。
例えばDVやモラハラを受けてるとか、旦那さんが一切働かないとか…。
片方の負担が非常に大きい場合は、どんどん疲弊していきますからね。
それなら、大ダメージを受ける前に、方向転換(離婚)したほうがいいこともある。
でもそんな状況でも、グズグズと離婚できないという方がいるんです。
なぜそんな事態になってしまうのか?
「離婚したいけど、なぜか離婚できない。」そんな心理を、
実際に離婚した私なので、明確に説明することができます。
ということで今回は、
離婚したいけど、離婚できない
と迷っている方必見!
離婚を選べない人の心理を説明します。
※離婚を推奨しているわけではないので、ご注意くださいね!
まず、離婚はレアイベントということ
まずですね、離婚って人生の中でも、かなりのレアイベントです。
もちろん昔よりも、離婚をする夫婦が増えましたが、それでも誰の人生にも起こる出来事ではありません。
子どもの小学校のクラスでも、40家庭の中でひとり親なのは、2~3家庭ほど。
多くても5家庭くらいです。
都道府県によっては、3組に1組が離婚している…とも言われていますが、子どものいる家庭の離婚率ってもう少し下がるんじゃないでしょうか。
つまりまだ、両親が揃っている方が一般的なんですね。
だから離婚は、ゲームのRPGで言えばレアイベント。
離婚するかどうかを周りに相談しても、経験者が少ないんですよ。
本人もどうしていのか分からない。
そんなレアな事態に直面した時、人は本能的にある心理状態に陥ります。
離婚に踏み切れない人の心理
あまりに経験したことない事態に直面したとき、人は強い恐怖を抱きます。
これは生命としてのごく自然な本能で、太古の昔から変わっていません。
例えば今いる土地で、食べ物が取れなくなってきた時…。
別の土地に食べ物を探しに行かなければいけなくなりますよね。
でも、未開の土地には、どんな敵がいるのかわからない。
全員で移動したら全滅してしまうかもしれません。
しかも移動しても、食べ物がある土地を見つけられないかもしれない。
不確定要素が多すぎて、生命危機のリスクが高いんです。
不確定要素が多いと、生命維持ができるかどうかわからない。
だから、新しい行動をすることに強い不安と恐怖を抱くんです。
それより、たとえ食べ物が少なくなったとしても、今いる安全な土地に居続けたい…という感情が自然と芽生えます。
無意識に命を確実に守れる選択肢を選ぶように、恐怖と不安が生まれるようになってるんですね。
これを離婚にあてはめると、例えばDVを受けている場合。
※共依存の心理は今回は考慮に入れません。
殴られても酷い扱いを受けても、とりあえず毎日生きています。
しかも相手のキレるパターンや、どのくらい耐えたらやめてもらえるかなど、ある程度の流れも把握しているんですね。
それに比べて離婚。
離婚した後、自分がどうなるのか、どう生きるのか、これはすべて不確定要素です。
経験したこと無いので、パターンも分からない。
DVの旦那さんのもとでは生き残れることは自分でわかっていますが、
離婚後に生命維持できるかどうかは、まだ分からない。
だから
- DV夫と一緒にいる
- 離婚する
この2つの選択肢があったら、本能的に1番を選んじゃうってことですね。
とりあえず「コレはやばい」という事態にならない限り、1番でいるほうが不安感が低いんですよ。
変な話ですが、DVを受けてても安心できる環境ってことです。
ちょうど数年前に、正にこの状態に陥っている奥さんのブログを見ました。
その奥さんには、アルコール依存症の旦那さんがいます。
毎日酒浸りで飲んでは荒れて。
さらに部屋で排泄をしたり、ひどい臭いがしたりと、一緒に居ても全くいいところ無し。
その世話に疲れて奥さんは、旦那さんに激しい憎しみを抱いていました。
さらにですね、この夫婦には子どもがいないし、奥さんはフルタイムの仕事をしています。
それなのになぜか離婚しない
旦那のことをボロクソに書いて、「結婚したことを、激しく後悔してる。」と書いてるのに、
なぜか離婚しない
その理由は、先述したとおり。
私も最後まで離婚することを迷っていたのは、
子どもが片親だと傷つくんじゃないか
自分が子供二人を育てる経済力が無いかもしれない
そもそも無職だから職につけるか分からない
そもそも子どもが不登校だから、学校に行けるかどうかも分からない
こんな不確定要素ばかりだったから。
自分一人ならまだなんとかなりますが、子ども二人を連れてるので、更に不確定要素が増える。
子連れで未開の土地に行くイメージですかね。
そりゃ迷うわ!!💦
でもそんな私が、離婚に踏ん切りました。
私の場合はレアイベントが強制発動しましたw
私もできれば離婚を避けたかったです。
とにかく離婚をしたあとの生活が、全くイメージできなかったから。
でも離婚というレアイベントが、強制的に発生しましたw
結婚生活が、強制終了ですw
でもね、私は強制終了してよかったな…って今は思っています。
その出来事が無かったら、いつまでも離婚に踏み切れずに、ズルズル伸びちゃったから。
さらに、離婚するかどうか、非常に迷ったのも良かったです。
というのも、今の生活からとにかく抜け出したい…!という逃げの思考から、離婚を選んじゃうこともあるから。
本当は夫と向き合わないといけないのに、向き合うことがストレスだから、離婚という手段を選ぶ。
そんなパターンもあるんですね。
本当は、今いる土地で汗水たらして野菜を作らないといけないのに、
「楽園があるはず…!」
と汗水たらすことを嫌がって、楽園探しに行ってしまうということ。
とことん今の状況と向き合って、改善するのはムリだ…と実感できるかどうかも、離婚のきっかけになると思います。
もちろん、DVやモラハラなど、何は無くとも離れたほうがいいパターンがありますが、そうではない場合、
今の状況で頑張ってみる
ということも必要なことがある。
この見極めが難しいんですね。
自分の場合は
離婚したほうがいいのか、
離婚しないほうがいいのか、
それは自分がどんなことに恐れを抱いているのかによります。
だからあえて、恐れを抱いている方を選択するって方法もあるんですよ。
恐怖を抱くほうが、「自分が今まで挑戦したことが無いこと」だから。
離婚を最後に決心したきっかけ
ごめんなさい、ちょっと嘘をつきましたw
離婚しないといけない強制イベントは起きましたが、それでもワタクシ、まだ迷ってたんですw
もう、悩みの当事者になると、全く客観的に見れなくなる!
(´・ω・`)ショボーン
そのくらい人って、覚悟するのが難しいですね。
で、そんなグズグズ人間の私が、なんで離婚したかというと、セラピストさんに相談したからですね。
おいおい、大事なことをセラピストに相談すんなや
って思うかもしれないですが、ワタクシにとっては当たりでした。
身内や友達に相談しても、みんな「う~~~ん💦」って困ったり、「離婚スべきでしょ!」と自分の考えを主張するばかり。
身内や友達も、自分に近しい人なので、問題を客観的に見てもらうことが厳しいんですね~。
んで、セラピストさんに相談して何がわかったのかというと、
- 旦那と自分の、今の関係性
- 私が離婚後に一人でやっていく力があるのかどうか
- 離婚しなかった時の状況がどうなるのか
- 子どもたちの成長の仕方
これらですね。
アストロロジーという、その人が持つ人生全体の運勢を見てもらったのですが、
- 私と夫は問題があった時、夫が私を攻撃する関係性になる
- 私は一人でも生き残れる力がある
- 離婚しないままだと私が健康を害する
- 子どもたちの星周りは力強く、離婚の影響を受けない
こんな状況を教えてくれました。
結果を聞いた時は、「やっぱりな…」と感じました。
もうとっくに婚姻関係は終わっていると感じつつも、離婚後の恐怖が大きくて、離婚に踏み切れなかったんですね。
相手に家族を養う気持ちや、私とやり直す感情は一切無いのに、私が踏み切れなかった。
だからお互いの関係が、悪化する一方だったんです。
そのことをズバリ教えてもらった感じです。
んで、自分には能力があること、子どもたちも成長する力があるって教えてもらえると
とりあえず安心できたw
つまり、離婚後の生活も何となく安心を持てたので、離婚する覚悟ができたんです。
セラピストさんとか鑑定師さんに、大事なことを相談するなんて…
って思われるかもしれませんが、本当は相談する前に自分が選ぶべき道をわかってたから、相談したというのが正解です。
最後の踏ん切りがつかなかっただけだった。
だから、背中を押してもらったと言うか、一人でやっていく勇気と安心をもらった感じですね。
このように問題解決のために、私はスポット的に電話占いとかを利用しています。
問題整理に役立ちますし、不確定要素の中に、安心を見出すこともできます。
自分が離婚したほうがいいのか、今の環境で頑張ったほうがいいのか、それも俯瞰した視点で教えてもらえるので相談するだけで気持ちが落ち着きます。
離婚というレアイベントの乗り越え方は、いかにその悩みに呑み込まれないようにするかが大切。
上手に電話占いも利用してみてくださいね。
