吉田沙保里選手とともに
女子レスリング界の頂点に
君臨している伊調馨選手。
女子としては前人未到の
オリンピック4連覇を成し遂げるか、
注目を集めていますが、
それにしても伊調馨選手の
強さの秘密は何なんでしょうか??
2014年からは25試合連続無失点試合をして、
オリンピックや世界選手権などの
世界大会では13回優勝。
今回は伊調馨選手の
強さの秘密について検証します!
※追記
4連覇達成しました!
伊調馨のプロフィール
引用:http://beijing2008.nikkansports.com/wrestling/photo/20080817-65753.html
(いちょう かおり)
生年月日:1984年6月13日(32歳)
出身:青森県
身長:166㎝
出身高校:中京女子大学附属高校(現至学館高等学校)
出身大学:中京女子大学(現至学館大学)
レスリングをしていた兄や姉の影響で
伊調選手もなんと3歳の時に
レスリングを始めました。
レスリング場が遊び場だったため、
自然とレスリングを始めたみたいですね。
高校・大学とレスリング強豪校に進学。
56㎏級の時は吉田選手が
ライバルだったので大苦戦
(霊長類最強女子ですからね…)、
その後階級を上げてから
負けなしになっていきました。
吉田選手と同様に、
アテネ・北京・ロンドンで金メダル獲得。
北京の時に一度引退表明をしましたが、
その後に撤回して、
ロンドンで金メダルを取っていますね。
吉田選手とともに「不敗神話」で知られていますが、
けがによる不戦敗をぬかすと
2003年のサラ選手以来負けはなし。
その後、189連勝して、
2016年1月29日にロシアの
ヤリギン国際大会決勝で
モンゴルの22歳の無名の選手
オーコン・プレブドルジ選手に
13年ぶりに敗れて、
記録がストップしています、
実はこの時、伊調馨選手は大会前に
不安を口にしていたといいます。
今、少し悩んでいる。間合いをつかむヒントが欲しい
引用:http://news.biglobe.ne.jp/sports/0130/spn_160130_1828840847.html
王者でも迷いが出ることがあるんですね。
しかし栄和人強化本部長は
「立て直す時間はある」と言っていたので、
今回のリオオリンピックもきっちりと
調子を合わせてきたんじゃないでしょうか。
といいますのも、前回のロンドン五輪では、
靭帯が切れた状態で出場していたのです…。
靭帯切れても金ってすごすぎ…(;^_^A
靭帯切れても、オリンピック3連覇
伊調馨選手の凄さを物語る逸話があるのが、
なんといっても2012年のロンドンオリンピック。
3連覇という偉業の他に、
彼女が強すぎると周りを
驚愕させたエピソードがあるんですね。
それがさきほどご紹介した靭帯損傷。
伊調馨選手は試合の5日前という直前に、
左足をひねって左足首の靭帯3本のうち、
1本半が切れてしまったんです。
試合当日は痛み止め薬と、
テーピングで固定して出場。
棄権…とならないところがすごいですが、
さらにすごいのは結局1ピリオド(P)も
失わずに金メダルを獲得したこと。
靭帯を損傷しているにもかかわらず、
圧倒的強さを見せつけました。
しかし、ここでも伊調馨選手は満足せず、
自分の試合を振り返って、
うれしさ半分悔しさ半分、
そしてオリンピック3連覇を
あまりすごいとは思わない、
とコメントしています。
この方も生きるレジェンドですね…。
この精神力・肉体的強さは
どこから来るのでしょうか?
検証してみました。
精神力の強さ=母の影響?
まずはご家族のご紹介。
父:伊調春行
母:伊調トシ
兄:伊調寿行
姉:伊調千春
この中で唯一レスリングをしていない
お母様の伊調トシさんですが、
実は一番勝負ごとに厳しかったといいます。
なんでも教育方針が「勝負事には死んでも勝て」
というものだったらしく、
その影響を子どもたちは受けて育ちました。
じつは一度引退表明をしながら、
撤回したのはお母さんのトシさんの
影響が大きかったといいます。
トシさんが、マットの上で
戦う姿を見られなくなるのは寂しい…
といったらしいんですね。
それを聞いて
現役続行を決断したといいます。
そしてお母さんの教えから、
伊調馨選手は常に
ご自分の試合に対して
厳しい目で見ているんですね。
その厳しさから、「次も金メダル…」
といった周囲の期待やプレッシャーも
ものともしない強さがうかがえます。
どこまでも満足せず、
貪欲に勝ちをもとめる…
という教育が今の伊調馨選手を
最強の選手に育て上げる
一端を担ったのでは…と個人的に思います。
そんな最強教育をした
お母様のトシさんですが、
2014年11月28日に
青森県の自宅で倒れて頭を強打。
病院に運ばれましたが、
意識が戻らないまま息を引き取りました。
病院には子供たち全員が駆けつけ、
看取ったそうです。
今回のリオオリンピックでは、
亡き母に捧げるメダルを
頑張ってとってほしいです。
※追記
終了間際で見事大逆転、金メダル獲得です!
最後はお母さんが助けてくれた…と泣いていました(´;ω;`)
肉体的強さ=男子との練習の成果
次に肉体的強さについてですが、
これはどうやら北京オリンピック後に
練習方法を変えたことによるみたいですね。
もちろんそれまでも、
もともと強すぎる選手でしたが、
2010年に東京都で
一人暮らしを始めたときに、
初めて男子の練習にも
参加するようになったそうです。
その時ははじめは
全く相手にしてもらえなかったそうですが
(これ結構びっくりですね
女子とはいえ金メダリストなのに…)
伊調馨選手は休まず練習を続けました。
そして、今までの自分のレスリングは
カンで試合をしていたこと、
レスリングの理論つまり
レスリングについて
全くわかっていなかったことを
痛感したといいます。
初めてレスリングノートを付け、
少しずつ高度な技術を身に着けて、
レスリングも今までの守りの勝ち方から
攻めの勝ち方に代わっていきました。
その結果が、靭帯を切っても
ロンドン五輪で優勝…
という偉業に結び付いたようです。
しかし…それにしても、
カンでアテネと北京のオリンピックで
金メダル獲得…って
どんだけ最強なんでしょうか??
その伊調馨選手が技術的な面でも
技を身に着けたら、
そりゃあレジェンドになりますよ。
ということで、今回のリオも
直前で負け試合はありましたが、
跳ね返してくれるのではと思っています!
まとめ
最強でありながら、常に先を見て、
自分に厳しく戦い続ける伊調馨選手。
今回4連覇を成し遂げた先に見る世界は
どんなものでしょうか。
吉田沙保里選手とともに
女子初の偉業を達成してほしいと願っています!
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読んでくださってありがとうございました。